2012.8.3031鹿島港》

 

今年の夏は暑い(≧▽≦)

真夏の堤防ではカンパチ狙いもAM11時頃までが限界です。

その為には効率よく活きエサを確保して早めに勝負を付けなくてはいけません( ̄― ̄)

それと・・・どうしてもヒラメを釣ってみたい( ̄∀ ̄

あの美味しいお刺身を食べたい( ̄∇ ̄)

今回は30日の夕方から31日の午前中までの涼しい時間帯でカンパチ、ヒラメ狙い。

お昼は「湯楽々」で休憩、夕方からアジという夢のようなプラン( ̄∀ ̄)

 

しかしその為には埼玉からお昼の混雑を覚悟して鹿島まで行かなければなりません。

窓から差し込む日差しに耐えながら、4時間半で鹿島に到着。

堤防にはカンパチ第一戦の時にお会いしたベテランのおじさんが居ました。

このおじさんは「釣りロマンを求めて」に登場する高橋哲也さんと磯釣りをしていたという

磯のエキスパートで前回も一人で80尾ほどアジを釣り上げていました。

これは頼もしい人が居たもんだ(*^^*)♪ さっそくお隣に釣り座を構えて釣り談義。

ついでに「活きエサになりそうな小アジとハナダイが釣れたら譲ってくださ〜い (*゚∀゚)」と

ちゃっかりお願いしておきました。

南風が強いうえに潮の流れも川のように早く、ついでに水温も下がっています。

コンディションとしてはあまり良くないようですがとりあえずトリック仕掛けを用意。

アジが回遊してくるまでヒラメ仕掛けを2本準備しておじさんと再び談笑。

うす暗くなってきた頃にポツリポツリとアジが掛かり始めました。

しかしサイズが1620cmと、活きエサにはちょっと大きすぎます。

ハナダイも混じりますが1215cmという立派なサイズ。

15cmぐらいのハナダイは干物用に2尾キープ。

 

お隣のおじさんは期待通りにカンパチに使えそうなハナダイを2尾釣り上げて

「釣れたよ^^」と持ってきてくれました。

更に左隣の方も「これも使えるかい?」と、キュートなハナダイさんを持ってきて

くれました(o ̄∇ ̄o)/♪ ワーイ ハナダイ3ゲット

なんと・・・今回も他力本願の活きエサ確保となってしまいました( ̄∀ ̄;)まぁ・・・いいか

私も自力で活きエサを釣ろうとトリック仕掛けを打ち返していると、アジとは思えない、

強い引きに磯竿が大きくしなりました( ̄_)?

ジワジワと浮かせてみると、何と尺サイズのヒラメがトリック仕掛けに食いついていました。

海面まで浮かすと小アジをプハッと吐き出しバシャバシャと暴れています。

しなりの効く磯竿なので「せ〜の」で抜きあげて「ソゲが釣れたよ〜(*゚∀゚)」とおじさんを

呼んだ瞬間「バキッ!とイヤな音が!

あろう事か、自慢のDaiwa インプレッサ磯2が先端張出しの根本から折れてしまいました( ̄□ ̄;)!!

夏休み前に17千円を投資して購入した磯竿が、なぜ30cmのソゲを抜きあげただけで

折れるのか・・・(;゙゚ω゚’)信じられない

おじさんは「それは完全にクレーム対象品だから店に持って行った方がいいよ」と言って

おりましたが、はたして受け付けてもらえるのだろうか( ̄_)?

しかし、初ヒラメをトリックで釣るとは思ってもいませんでしたね(≧▽≦)

 

トリックで15cmぐらいのアジが釣れたのでヒラメ仕掛けに付けて勝負開始。

狙いは4050cmのヒラメですが、はたして掛かるのか(¬_¬)

 

日が完全に落ちて時刻も7時半を過ぎましたがアジは依然としてポツリポツリ。

この時期のパターンですと日が落ちるまでは良型が連発して暗くなったら活きエササイズが

釣れるのですが終始17cm前後のアジがポツリポツリ。

8時頃には当たりも無くなりました。

おじさんも「今日は全然ダメだ^^やっと2桁だよ、じゃぁ頑張ってね」とお帰りになりました。

周りの人達も帰り、場所が広く使えるようになったのでアナゴ竿を2本準備。

仕掛けはアナゴ1本針と自作胴付き2本針。

何度か打ち返していると胴付き2本針に大きな当たりがありました(*゚∀゚)キタ〜〜ッ♪アナゴ!

巻いてみるとズッシリと重いです。

これは60cm級かと思いましたが、寄せてくるにつれて引きが強すぎる事に気づきました。

ムムッこれはひょっとしてスズキか( ̄▽ ̄)などと都合のいい事を考えていると

浮いてきたのはシャーク( ̄□ ̄;)!!

仕掛けを切ろうかと思いましたが、記念写真を撮りたかったので玉網で捕獲。

可哀そうに目の上にスレ掛かっていました。

記念写真後にリリース。

 

AM1時、風がますます強くなり推定風速810m。

たまらず車に避難。

車も揺れるほどの強風なのでそのまま仮眠(--)..zzZZ

 

AM4時半、夜が明けたので堤防に戻りヒラメ竿を確認すると、1本だけアジが居なくなって

おりました。

「何があったんだろう?」と考えつつヒラメの仕掛けを回収しカンパチ仕掛けに交換。

太陽が昇り始め、いよいよカンパチシリーズ第3戦のスタートです。

 

頂いたハナダイさんを3尾有効に活用して泳がせます。

すると地元のおじいさん2人組が無言で現れ、私のカンパチ竿のすぐ横に竿掛けを

セットし始めました。

「すみません、活きエサ釣りをやっているのでその近さだと絡んじゃいますね」と言うと

「大丈夫だよ、お互い様なんだからそんな事言うもんじゃないよアンタ」と怒っています。

少し離れた方が絡まなくて安心ですよと言っているだけなのになぜかまさかの逆切れ。

隣が広くあいているのですが・・・なぜ怒りだすのか全く意味が解りません( ̄ヘ ̄)

おじいさんもカンパチ狙いらしく、ものすごく小さなアジを針に掛けて投入しています。

「あれぐらいの小さなアジだったら釣れるだろうな〜、どこで釣ってきたんだろう?」

と思いつつ、私は少し離れた場所で活きエサ釣りを再開。

おじいさんもカンパチ竿から離れ、サビキで活きエサ釣りを始めました。

アジはコンスタントに釣れるのですが、やはり活きエサには若干大きすぎるサイズ。

しばらくすると私の目の前をドンブラコッコ、ドンブラコッコと竿が流れて行くでは

ありませんか( ̄∇ ̄;) オヤ

アレッ?と思った瞬間、おじいさんが「ああ!オレの竿が!」と叫んでいます。

よく見ると先ほど私の竿の間近にセットしたおじいさんの竿が、カンパチに引っ張られて

持って行かれたようです。

「ガハハハハハッ(≧▽≦)ざまあみろ」と心の中で高らかに笑いつつ顏は無表情。

おじいさんは投げ竿のテンビンで遠ざかって行く竿をキャッチしようと試みますが、

竿はカンパチに引っ張られて遥か彼方へ(^-^)/~さようなら〜

「ギャハハハハハッ(≧▽≦)と心の中で再び大爆笑。

あ〜すっきりした( ̄∀ ̄ホホホッ

 

おじいさんはスペアのカンパチ竿で再び小さなアジを仕掛けに付けて再投入。

すると、またしてもおじいさんの竿が大きくしなりカンパチがヒット!

しかしおじいさんは相方のおじいさんと話し込んで気づいていません。

このままだと私の活きエサに絡んでしまうので「掛かってるよ!」と教えてあげましたが

2人とも耳が遠いらしく気付きません(--*)まったく手間のかかるジジイです。

「掛かってるよ(;O´)」と大声で叫ぶとやっと気づいて竿を取り27cmぐらいの

カンパチを抜きあげました。

さすがに小さいアジの威力は凄いな( ̄∇ ̄;)と羨ましく思いつつ、私のハナダイさんも

頑張れ〜(正確に言うと頂いたハナダイさんですが・・・)と祈りました。

 

おじいさんは再び小さいアジを仕掛けにセットして海に投入。

「どこであんなに小さいアジが釣れるんだろう?」だんだん興味が湧いてきました。

数分後、またしてもおじいさんの竿にカンパチがヒット!

竿を引っ張って行ったカンパチを含めて、短時間で3連チャンです。

おじいさんはまたしても相方のおじいさんと話し込んで気づいていません。

「また掛かってるよ(;O´)」と教えてあげましたが時すでに遅し。

元気のいいカンパチは私の活きエサ仕掛け2本を巻き込んで乱舞!

 

これにはさすがに慌てたおじいさん2人組。

何とかリカバリーしようとしますが既に収拾の付かない状態になっておりました。

朝一番に竿を持っていかれたおじいさんは、竿尻を麻ヒモでガッチリ縛っているので自分で

ほどけなくなっており「悪いけどおたくの竿を上げてくれないかね」と言ってきました。

しかたなく私の竿2本を一旦引き上げて、カンパチは無事堤防に上がりましたが

私の仕掛けのハナダイさん達はもはや虫の息( ̄□ ̄;)!!

これにはさすがに堪忍袋の緒が切れて「だからさっき絡むって言ったじゃないですか!」と一括。

すると「申し訳ないね、代わりにアジをあげますよ」と意外に素直なおじいさん。

短時間で3連チャンの豆アジをくれるというので「じゃぁ頂きます」とバケツを持って行くと

クーラーから出してきたのは何とスーパーで買ってきた豆アジのパック。

しかも「81円」の値札が付いています( ̄□ ̄;)!!

「これで朝一番から3匹もカンパチを掛けたんですか!?」と聞くと「日が高く昇らないうちは

これで充分釣れるんだよ」と信じられない発言。

活きエサが常識のカンパチ釣りで、死んだ状態のスーパーの豆アジ(;3):;

でも私は現実にその威力を目の当たりにしているワケで・・・さすがに地元の人は研究しています。

遠慮なく2尾の豆アジを頂き仕掛けに付けてみましたが、当たりがないまま時刻は8時過ぎ。

やっぱり日が高くなってくると死んでいるスーパーの豆アジは効果が無くなるのか?

一番左の竿にはかろうじて被害を逃れたハナダイさんが付いていますが、なかなか当たりが

来ません。

朝のゴールデンタイムが過ぎてもカンパチは釣れず、疲れてリクライニングチェアーに

横になった私はいつしか夢の中へ(--)..zzZZ

 

どれぐらい寝たでしょうか(--)目が覚めて竿をチェックするとハナダイさんを仕掛けた

一番左の竿がグイングインと海面に突き刺さっています(*゚∀゚)キタ〜〜ッ

磯竿4号を手に持つとなかなかの引きです(*□´*)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ >))))

眠気を吹き飛ばす1尾は33cmの立派なカンパチ。

やっと一尾釣り上げて一安心 (o ̄∇ ̄o) ホッ

次に付ける活きエサは・・・16cmぐらいのアジしか残っていません。

このままでは1尾で終わってしまう(ー" ;

おじいさんにもらった2尾の豆アジを有効に使えないか・・・。

動かない豆アジにアクションを付ける事が出来れば・・・カンパチが食いつくのではないか?

そこでヒラメキました(゚▽^*)ノ⌒☆

2本針カンパチ仕掛けの上針にスーパーの豆アジを付けて、下針に16cmの活きアジを

付ければ、カンパチがやって来た時に活きアジが暴れてスーパーの豆アジも活きている様に

動くのではないか?

16cmのアジには食いつけなくても動いている豆アジには食いつくはず。

さっそく仕掛けを2本針に交換して、上針に死んでいる豆アジ、下針には元気な16cm

アジを付けて投入。

さすがに大きなアジは元気です^^竿先がビクンビクン動き、狙い通りのアクション。

30分ほど経った時、ついに豆アジの竿が大きく入りました(*゚∀゚)キタ〜〜ッ

と、次の瞬間もう1本の豆アジ竿も大きく曲がりダブルヒット(≧▽≦)

しかしここでアクシデント発生。

2本ほぼ同時に掛かってしまったのでカンパチが暴れてラインが交差してしまいました。

「どうしよう( ̄□ ̄;)!!」最悪2尾ともバラス事になります。

ここは勝負です、2本の竿を抱えて1本ずつリールを巻き上げて2尾同時に抜きあげよう。

2尾のカンパチを相手にしているので凄い引きです(*□´*)/ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ >))))~ >))))

海面まで浮かせて「うりゃ〜!」とごぼう抜き。

堤防でバタバタと暴れるカンパチは29cm31cm、感無量です(* ̄▽ ̄) 勝った!

2尾とも上針に掛けた豆アジを丸飲みしていました( ̄∀ ̄●)思わく通りの展開です。

死んだ豆アジの「生きているふり作戦」大成功です(o ̄∇ ̄o)/

 

おじいさん達が駆け寄ってきて「明るくても死んだ豆アジでイケるぞ!」と仕掛けにスーパーの

豆アジを付けていましたが、2本針のカラクリには気づいていないようです^^

 

 

AM11時、暑さも半端じゃないので撤収。

湯楽々で休憩後に夕方アジを・・・と思っていましたが、湯楽々に到着すると「休館日」( ̄□ ̄;)!!

アジも20尾以上キープできているのでこのまま帰宅しました(⌒⌒)

 

《釣 果》

カンパチ:   3尾(29cm31cm33cm

ア ジ :  23尾(1520cm

ヒラメ :   1尾(30cm

ハナダイ:   2尾(15cm

 

《お料理》

1.カンパチ、ヒラメ、アジのお刺身&ナメロウ

 今回はお母ちゃんの実家へお刺身とナメロウをお裾分け。

 最近携帯メールを覚えたおばあちゃんから「美味しかったわ〜」とメールが来ました( ̄∇ ̄●)

 我が家もヒラメ、カンパチ、アジの3点盛りとナメロウを頂きましたが、やっぱり

 ヒラメは甘くて美味しいですね(o ̄∇ ̄o)/

2.カンパチの漬け丼

 お刺身の翌日、カンパチの漬け丼を作りました。

 漬け丼のタレは料理酒50cc、みりん30cc、しょうゆ30cc、麺つゆ10ccを一煮立ちした後

 生姜、ワサビを少々加えて冷まします。

 大きめに切ったカンパチの切り身を漬け込み3時間。

 酢飯の上にきゅうりと薄焼き卵の千切りをちらし、漬けダレを少々掛けます。

 カンパチの切り身を乗せて薬味ネギときざみ海苔をふりかけたら出来上がり。

 これを一気に頬張ると、旨い!旨すぎる( ^^)゚。

2.ハナダイの干物とカンパチのカマ、ハラス塩焼き

私のおつまみとして欠かせないカンパチのハラスとカマ焼き。

 ハナダイの干物も美味しかった(*^^*)

 

《あとがき》

カンパチ第3戦は波乱の展開となりましたが3尾ゲット (v^°)

磯竿を折るというハプニングもありましたが初ヒラメもゲットできて、なかなか楽しい

釣行でした(* ̄▽ ̄)

次回は10月の予定(^・ェ・^)その頃には40cmクラスのカンパチも期待できますが、

活きエサ確保が難しくカンパチの回遊も減りワンチャンスに賭ける展開になってきます。

これもまた堤防カンパチの醍醐味ですね(* ̄▽ ̄)ワクワクします。

 

よっさんでした

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