2013.10.4鹿島港》

 

私の会社には50歳を迎えた社員に対して、「特別リフレッシュ休暇」という10日間の

休みが与えられる制度があります。

つまり、土日を含むと連続16日間のロングバケーションです(o ̄∇ ̄o)/

勤続年数34年・・・まじめに()働いてきたご褒美です。

*お金とセットだったらもっと嬉しいのですが・・・。

今回はこの休暇制度を使う為にインドから帰国しました (* ̄▽ ̄)

 

釣り三昧と行きたいところですが ( ̄∀ ̄●)・・・今まで私を支えてくれた家内にはかなり苦労を

かけているので、今回はグアム旅行を企画しました。

家内と二人でのんびり海外旅行・・・ところがなぜか娘のリカさんも行く気満々( ̄∇ ̄;)Oh!

大学に進学して海外への憧れが膨らんでいるようなので、今回連れて行く事にしました。

さてさて、グアムから帰国してもまだ休みは残っています(*^^*)

10月4日()鹿島への出陣を計画。

Yahoo天気予報で鹿島港の様子を調べてみると・・・なんと風速10〜15mの予報 ( ;´゚;3;); 

しかも大気の状態が不安定で雨の予報も(― ;どうするか・・・。

去年の10月も同じような天気予報で出掛け、結局ほとんど車の中で待機していた記憶が・・・。

しかし翌週からまたインドへ戻らなくてはならず、今回のチャンスを逃すと年末まで釣りに

行けません(― ;

暴風雨を覚悟で出陣しました。

 

鹿島到着までの間、雨が降ったり止んだりの状態。

強風で豪快に回っている風車を横目にAM5:30鹿島港ポート方面に到着。

幸い到着時は雨が降っていませんでしたが、車から降りようとしたら風圧でドアが開かない( ;´゚;3;);

尋常じゃないほどの風が吹いています。

まあ、これも想定の範囲内なので車から降りて準備を開始。

これほど強い北東風が吹くと体感温度はかなり低く、長袖2枚にウインドブレーカーを着こんでも

寒く感じます。

念の為に持ってきたフリース素材の帽子が役に立ちました。

ターゲットは終盤を迎えているカンパチですが、この時期ヒット率はかなり低くなります。

2年前は奇跡的にメバルの活きエサに40cmのカンパチがヒット、あの興奮を忘れられず

今回も3本の磯竿を準備。

しかし肝心の活きエサが釣れません。

強風の影響で岸壁に波が打ち寄せている状態なので、活きエサのハナダイが釣れるポイントでも

なかなか釣れません。(ただでさえ活きエサ釣りが下手なので)

一時間頑張ってやっと2尾のハナダイを釣りました。

仕掛けは2本針で、上側の針にはスーパーの豆アジ。

下針には活きエサ。

活きエサが1尾足りないので堤防のヘチを探ります。

トリックサビキには全く反応しないので、カワハギ仕掛けにアオイソメを付けてヘチへ投入すると

竿を持つ手に「ゴンッゴン」という当たり(o・・o)

合わせてみましたがエサが見事に取られました。

もう一度エサを付け直して投入すると再び「ゴンッゴン」という当たりがあり、タイミングを

計って竿を立てると・・・乗りました(*゚∀゚)ノ♪

しかしハナダイにしては引きが強烈すぎます。

「なんだろう?」海面を覗いてみると、何とも立派なカワハギが猛烈に暴れています。

カワハギの仕掛けなのでカワハギが掛かっても不思議ではないのですが、まさか20cmオーバーの

良型が掛かるとは思っていなかったのでビックリでした( ;´゚;3;);

これは面白いd(^-^)!

更にヘチを探るとワッペンサイズのカワハギが掛かったので、カンパチ仕掛けの下針にセットし

「上針のスーパー豆アジにアクションを付ける」という任務を与えました^^

良型のカワハギを狙いますが、相手は言わずと知れた「エサ取り名人」そう簡単には釣れません。

イソメエサが取られるだけでヒットせず、AM10:30ついにエサ切れ (ToT)

ついでに雨が降りはじめ、続行が困難になり車に避難。

ヌコさんと地元の人達の情報では、ここ数日はカンパチの回遊も無くアジも期待できないとの事で

「良型のカワハギ狙い」という戦略に変更、釣り具店に直行しアオイソメを追加購入しました。

 

相変わらず雨が本降りで「暴風雨」の状態。

去年の10月と同様に車を岸壁まで移動し、ハッチを風下に向けて開ければ風雨を防げます。

買ってきたイソメエサを付けてカワハギ釣りを再開。

ヘチにスルスルと仕掛けを落とし、錘が着底したら竿をシャカシャカあおりエサを躍らせ、

次にピタッと竿を止めると「コンッコンッ・・・ゴンッゴン」竿を立てると乗りました(*゚∀゚)ノ♪

 

先ほどのカワハギより更に強烈な引きです (≧▽≦)これは面白い!

シーバスロッドを使っていますが、竿の曲りが素晴らしい。

抜きあげた瞬間岸壁にドテッと落下した立派なカワハギ。

掛かりが浅かったようでしたが間一髪セーフでした。

サイズを測ってみると23cmありました(o ̄∇ ̄o)/ Good Job

最初の一尾は21cm、2センチサイズアップすると引きも激しく楽しさは2倍です。

その後エサが尽きる直前に22cmのカワハギを追釣。

良型のカワハギを3尾ゲットし、頭の中は「肝和え」の事で一杯です。

 

PM4:30ターゲットをアジに変えて2本のトリックサビキで勝負です。

強風で竿先が揺れっぱなしですが、アジがヒットすれば明らかに竿先の暴れ方が違うので

ジッと竿先を見つめます。

竿先が風の揺れとは若干違う動きをしているので巻き上げてみると、豆アジが鈴なりに

付いておりました。

これが明け方に来てくれれば活きエサ確保で悩む事もないのですが( ̄∇ ̄;)

元気な豆アジが釣れたのでカンパチの仕掛けをヒラメ仕掛けにチェンジ。

ボーナスチャンスに期待します。

 

うわさ通りアジは渋い状態で、ハナダイの親分とフグが掛かるだけでレギュラーサイズの

アジはヒットしません( ̄ヘ ̄)

日没後、PM7:30まで粘りましたが状況が変わらないので全撤収。

 

《釣 果》

カワハギ:3尾(2123cm)他ワッペンサイズ2尾

ベ ラ :1尾(18cm

ハナダイ:1尾(15cm

 

《お料理》

1.カワハギのお刺身

久しぶりと言うか、良型の本カワハギをお刺身で食べるのは初めてです。

さばいてみるとお腹には立派な肝がタップリ( ̄∇ ̄)

お刺身を造る間に肝を日本酒に浸しておき、キッチンペーパーで水気を切ってからまな板に乗せ、

包丁でトントンと切りながらペースト状にします。

これを裏ごししてからネギと大葉のみじん切りを加え、醤油味とみそ味の2種類作りました。

食べ比べると、断然醤油味の方が美味しい。

家族は肝を敬遠すると思って私専用の肝をお皿に用意しましたが、3歳の頃からイカの塩辛を

食べているリカさんだけは肝の美味しさにハマりました\(o ̄∇ ̄o)/

ちなみにお刺身の中央に乗っているのはカワハギの薄皮を湯引きして氷水で締めたものです。

肝と和えて食べると美味しいですよ。

 

2.ミニサイズ魚の煮付け

ワッペンカワハギ、ベラ、ハナダイさん達は煮付けにしました。

この3品、美味しさの軍配はベラさんに上がりました。

ホクホクした食感と風味が一歩リードしていますねd(^-^)

 

《あとがき》

悪天候の中、思わぬ高級魚に出会い大満足の釣行になりました。

期間限定かと思いますが、たまたま良型のカワハギが居てくれてラッキーでした。

海の女神様が微笑んでくれましたね(*^^*)

今、インドでこれを執筆しております。

次回帰国は年末になりますが、また鹿島でステキな魚達に出会える事を楽しみにしております。

 

ではまたお会いしましょう(^-^)/~

 

よっさんでした

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