《2013.5.15鹿島港》

3月からタイに住み着いているような状況の中、ゴールデンウィーク明けに帰国して

久しぶりの鹿島です(* ̄▽ ̄)

 

ヌコさん情報ですとアジは厳しそうですが、今回のチャンスを逃すと次はいつ行けるか

わからないのでとりあえず出陣。(^・ェ・^)

夜中から明け方までは、アジとアナゴをターゲットにアンモニア岸壁で勝負。

その後は湯楽々で風呂に入ってから考えようというアバウトなスケジュール。

 

AM1:00アンモニア岸壁到着。

北寄りの風が吹いておりかなり寒いです。

ちょうど先行者が帰るタイミングだったようで、釣り人は私一人だけ。

アジの定番ポイントで釣り人が居ないという事は・・・だいたい想像がつきます( ̄_

まずはアナゴ狙いの仕掛けを2本準備。

さんまの切り身でアナゴさんを誘惑します。

次に竿下のトリック仕掛け2本でアジの回遊を待ちましょう。

しばらくするとトリック仕掛けの鈴がいい感じになっています。

「さっそくアジか?」しかし顏を出したのは海タナゴ( ̄∇ ̄;)

20cmに満たないサイズですが、渋い状況なので塩焼き用にキープです。

冬の魚が釣れてくるという事は・・・ハイ、アジは来ませんでした。

アナゴも不調で2時間経過しても音沙汰なし。

東の空が明るくなってきた頃、やっとアナゴ竿の鈴が鳴りました( ̄∀ ̄

巻いてみると魚信はありますが重さはそれほどでもありません。

抜きあげてみると40cm弱のアナゴ。

一応本命ですがもうちょっと立派なサイズが欲しいですね。

 

その後AM9:00まで何も起こらずアンモニアから撤退。

前の晩から一睡もしていないので早く湯楽々で寝たい気分ですが、営業開始時間にはちょっと

早いので中央公共埠頭の様子を見に行きました。

 

角地で竿を出している方にご挨拶をして様子を聞いてみると、前日夕方から夜半頃まで良型の

アジがポツリポツリ釣れていたとの事。

しかし、それもたった1ヶ所のポイントだけでその場所以外はアジが釣れないという不思議なお話。

もうお帰りになるという事で、とりあえずこの一等地を譲って頂きました。

 

アジは夕方からなのでとりあえずカレイ狙いです。

「6色ぐらい投げれば船道に届くから期待できるよ」とおっしゃいますが、私はちょい投げしか

できないので6色の距離(150m)は夢のようなお話。

とりあえず投げてみましたが情けないほど飛距離が出ません( ̄∇ ̄;)推定60mぐらいか。

すると先行者の方が「PEラインだったら最低100mは飛ぶはずだけどな〜」と不思議そうに

私の竿を観察。

かなりベテランの方らしく、いいチャンスなので投げ釣りのレクチャーをして頂く事にしました。

その結果、飛距離が出ない原因が次々と明らかに( ̄□ ̄;)!!

@    竿に対して錘のバランスが良くない。

私の格安投げ竿はカーボンロッドで錘負荷20号、これだと竿がやや柔らかいので錘は15〜20号

が必須との事ですが、深く考えていなかった私は釣り具店で遊動天秤の20号が売り切れていたので

25号を買ってしまいました。

「これを使って投げてみなよ」と親切にも20号の天秤を譲って頂きました。

ちなみにダイソーで売っている物で充分だそうです。

A    投げる時の錘の垂らしが短すぎる。

私は竿先から80cmぐらいの垂らしでしたが、1.5〜2m弱ぐらい垂らして遠心力をうまく使う

事が大事なのだそうです。

B    投げる時の力の配分が間違っている。

投げ始めから思い切り力を入れるのではなく、錘を竿のたわみに乗せてからリリースの瞬間に

マックスパワーで投げなさいとの事。

C    人差し指に掛けるラインが浅すぎる。

掛けが浅いとラインは早く離れやすくタメが効かない。人差し指の腹まで深く掛け充分錘負荷を

乗せて、リリースの瞬間自然にラインが解放するぐらいのイメージでいい。

D    投げる時の目線は45度の角度を保つ事。

目線を上げると錘も45度のいい角度で飛んでいく。

 

何とも数多くのダメ出しを頂き(;゙゚ω゚’) それらを修正しながら練習開始。

するとどうでしょう、何度か投げているうちにどんどん飛距離が出るようになりました。

「だいたい90mぐらい飛んだね。今日中に100m以上投げられるようになりますよ」と

ベテラン師もニンマリしておりました。

ナイロンのラインでも錘のバランスと投げ方さえ間違わなければ100mは飛ぶらしい。

リールも径の大きい投げ専用を使うと更に飛距離が出るようになるはずです。

今まで「私はちょい投げ専門」と思い込んでいましたが、ちょっと教わっただけでこんなに

飛距離が変わるとは驚きです。

 

ベテラン師は「だいぶ距離が出るようになったからキスでもやってみない?

最近良型のキスが上がってるよ」と耳寄りな情報。

キス仕掛けを持っていないのでアジ用のサビキ仕掛けを3本針にカットしていると、

ベテラン師が砂ズリを作って持って来てくれました。

「ク〜ッ!なんて面倒見のいい人なんだろう」感動です(≧▽≦)

投げ方もかなり上達したようで100弱は飛んでいきます。

ここでベテラン師、キス釣りのレクチャーも。

「キス釣りのサビキ方はゆっくりすぎるとメゴチが先に食っちゃうからキスの遊泳速度に合わせて

けっこう早めのスピードでサビくのがコツだよ」との事。

「エサはアオイソメでも太すぎなければ大丈夫、垂らしは3cmぐらいで、反応が悪かったら

5cmぐらいに長くするといい」

教えて頂いた事を実践してみるとおよそ40m付近で「ブルブルッ」という大きな手ごたえが

あり、海面に姿を現したのは20cm弱の良型キス(o ̄∇ ̄o)/これは面白い。

 

結局ベテラン師に1時間以上指導して頂きました。

キスはその後3尾追釣しちょっと少なめですが晩御飯のおかずを確保。

 

さてさて夕方からのアジですが、この日は残念ながら顔を見る事が出来ませんでした。

釣果は今一つでしたが今回はベテラン師に投げ釣りをレクチャーして頂いて、また一つ釣りの

幅が広がったような気がします。

下見のつもりで訪れた中央公共埠頭で釣果以外の大きな収穫を得た一日でした。

 

《釣 果》

白ギス :  4尾(1719.5cm

アナゴ :  1尾(39cm

海タナゴ:  1尾(18cm

 

《お料理》

1.白ギスのお刺身

「キスは刺身で旨いベスト3に入る」とベテラン師が言うので試しにお刺身にしました。

旨い!旨すぎる( ̄∇ ̄)家族からも絶賛。

これは専門に狙うべきターゲットですね。

 

2.アナゴの蒲焼き

やや小ぶりのアナゴですが蒲焼にしました。

子供たちのお気に入りメニューなので、それなりに手間を掛けて作ります。

ぬめりを取ってカッターナイフで開いて、串を打ってから蒸してふっくら感を出します。

頭と骨で出汁を取って、醤油、みりん、日本酒でタレを作ります。

蒸しあがったアナゴにタレを付けながらこんがり焼くとかなり美味しく出来ますd(^-^)

 

3.海タナゴの干物

1枚だけですが丹精込めて干物を作りました。

これがお酒に合うんです(v^―°)

 

《あとがき》

久しぶりの釣行は貧果に終わりましたが投げ釣りは少し上手になりました(v^°)

キスは秋まで狙えるという事なのでまたの機会に試してみたいと思います。

ちなみにこの「鹿島日記」はタイのホテルで執筆しました。

暑いですよ〜タイは(≧▽≦)

ではまたお会いしましょう(^-^)/~

よっさんでした

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