2014.11.14 大春丸のヒラメ船》

 

今シーズンの青物は不発に終わった鹿島港。

本屋さんで釣り雑誌を立ち読みしていると、銚子外港でヒラメとカンパチが

釣れ盛っているという記事を見つけましたが、取材日が921日なので

青物はもう沖へ行ってしまったと考えた方が正解か・・・( ̄∇ ̄;)

先に釣行日を決めたものの、さてどこへ行くか(* ̄▽ ̄)

およそ2年前、maipapaさんに連れて行ってもらった大春丸のHPページを

チェックしてみると、ヒラメが解禁してから連日好調が続いている様子です。

つまり、今がチャンスd(^-^)! 今回はヒラメ船に決定です。

釣行予定の4日前から波と風の予報を毎日チェック。

前日の天気予報では「快晴、気温8-14℃、西の風がやや強く、波は1.5m」

まずまずのコンディションです。

maipapaさんに連絡を入れ、仕掛け、酔い止め薬などのアドバイスを頂き

準備は万端。

 

当日は集合時間より30分早いAM400に船宿へ到着。

先着順の釣り座予約表を見ると、既に7名の方々が記入済みで

みよし、トモは既に予約済み( ̄∇ ̄;)皆さん早いですね

両サイドの真ん中しか空いていなかったので右舷中央に釣り座を予約。

女将さんのお話では、数は出るんだけどサイズが小ぶりだとの事。

この日は11人が予約しているようで、皆さんベテランっぽいです。

さりげなく雑談に交じって笑っていますが・・・船釣り2回目のビギナーに

とってはこの「空気」かなり緊張します。

 

準備を済ませていよいよ乗船。

竿受けをセットしていると次第に気持ちが高ぶってきます(o ̄∇ ̄o)

AM500出船。

波しぶきを上げながら走る船から鹿島港の夜景を眺めていると、

東の空が少しだけ明るくなってきました。

20分ほど走ってポイントに到着。

はやる気持ちを抑えて活きエサのイワシに針を刺そうとしますが、老眼なので

薄暗い所では狙った所に針を刺せません。

上あごの固い部分に針を貫通させたいのですが、揺れるし暗くて良く見えないし

何度も針をブスブス刺し直していると、イワシに「何やってんだよ!早く刺せよ!」

と言われているような気がしました(――;)トホホッ

まったく・・・老眼というのは不便なものです。

何となく針の刺し方がしっくり来ませんが、とりあえず活きエサを投入。

数分後、誰にも当たりがないのでポイント移動のアナウンス。

仕掛けを上げると、やっぱりイワシが外れて居なくなっておりました。

活きエサへの針掛けは釣果に直結しますので要注意ですね。

 

ポイント移動のあいだに再びイワシエサへの針掛けを試みます。

上あごの中心目がけて「ブスッ」今度は固い感触の部分を貫通したので

外れる心配はなさそう( ̄∀ ̄●)

次のポイントに到着し、船長の合図と共に一斉に仕掛けを降ろします。

みよし、大トモで次々にヒラメが上がりますが、女将さんの話の通り

35cmぐらいの小型サイズです。

皆さん快調に釣っているようですが、私にはなかなか当たりが来ません(――;)

しかし焦らずセオリー通りに底を取り、誘いを掛けていると「グンッグンッ」と

当たりが来ました。

完全に引き込まれるまで待つ時間がドキドキです(≧▽≦)

しばらく待つと竿先が大きく引き込まれ、竿を立てると・・・乗りました(*゚∀゚)ノ♪

中乗りさんにタモ入れして頂いてゲットした1枚目は40cm

まあまあのサイズか?

1枚釣ってホットしていると、お隣の方に3枚連発( ̄□ ̄;)!!

若干あせりますが、ひたすらセオリー通り底を意識しながら誘いをかけて

いると私にも当たりが来ました。

2枚、3枚と連ちゃんで釣り上げ、気持ちにゆとりが出てきました。

この日の為に新調したヒラメ竿と竿受け、前回のレンタル竿よりも数を上げたい

ところです。

 

80号の錘を上げ下げして誘いをかけるのを長時間続けるのはかなり疲れますが

頑張って誘いを掛けると数も上がるし良型も混じってきます。

本日一番の引きで上がってきたのは50cmのヒラメ(o ̄∇ ̄o) /

バケツの中もだいぶ賑やかになってきました。

ポイント移動で船が走るとカモメが付いてくるのは、死んだイワシが欲しいって

事なのか・・・船が移動するたびに必ず付いてきます。

AM1110、最後のポイントは鹿島港北エリアの堤防に近い場所でした。

岩礁帯の根掛かりが激しいポイントで、良型のソイ、アイナメを期待しましたが

ノーヒットでタイムアウト。

最終的にはヒラメ9枚で終了。

港へ戻る最中に50cmヒラメの物持ち写真を中乗りさんに撮って頂きました。

大春丸のブログに載せて頂いた写真がこれです。

船宿に戻りお昼ご飯のカレーを頂いて、そのまま帰宅しようと思いましたが

風もおさまり穏やかな陽気になったので港公園の観光船発着所で仮眠した後に

アジを狙う事にしました。

PM330頃からコマセを撒き始めアジの当たりを待ちましたが・・・なんと

ベビーカタクチイワシ御一行様がやって来てしまいました。

2本の竿がプルプルと震え、トリックサビキには鈴なりのベビーイワシ(;´゚;3;):;

ヌコさんとおけらさんにLINEでイワシの猛攻を伝えると

「アンチョビニに出来そう?」「漬けたイワシは美味しいっすよ」という

返信が来ましたが、掛ったイワシは既に片っぱしから振い落した後でした( ̄∇ ̄;)

ベビーイワシの群れが去って安心していると、今度はボラが寄ってきました (;´゚;3;):;

トリックに食いついたボラに仕掛けを切られないよう、玉網で上げるのも

一苦労です。

鹿島のボラは美味しいので持ち帰ってつくねを作るという手もありますが、

今日はヒラメがたくさんあるのでアジ以外は全てリリースです。

日が沈みかけて薄暗くなった頃、やっとアジの当たりがきました。

延べ竿の竿先が尋常じゃないぐらい海面に突き刺さっています。

竿を持ってみると素晴らしい引きです(*゚∀゚)ノ♪ホホホッ 

引き味を充分楽しみながら抜きあげたのは23cmの良型アジ。

いよいよ回遊してきたかと思いきや、その後単発で19cmクラスのアジが2尾

掛かっただけで完全に沈黙状態。

PM630、見切りをつけて全撤収。

晩餐には充分なお土産があるので上機嫌で帰宅しました。

 

《釣 果》

ヒラメ :9枚(3450cm)サイズの内訳:34,34,36,36,38,39,40,40,50cm

ア ジ :3尾(1923cm

*リリース:超ミニカタクチイワシ(多数)、中ボラ(3尾)

 

《料 理》

ヒラメのお刺身と煮付け、そしてムニエル

翌日、お刺身と煮付けを作りましたd(^-^)

お刺身は甘みのある上品な味、黒霧島がクイクイ入ってしまいます。

ヌコさんとおけらさんに、小ぶりなヒラメは煮魚にるすと美味しいと

教えて頂いたので34cmのヒラメで試してみました。

フライパンに入りきらなかったので頭とシッポを切って煮付けました。

34cmとは言え肉厚のヒラメだったのでホクホクして最高の出来でした( ̄∀ ̄●)旨い

そして50cmのヒラメは贅沢にもムニエルにしてみました(^・ェ・^)

5枚に下ろした切り身に軽く塩コショウを振り、オリーブオイルとバターで

焼き上げます。

皮目はカリカリの方が美味しいので焦がさない様に慎重に焼き上げます。

さて決め手のソースは・・・悩んだ末に今回はオニオンドレッシング、ガーリック、

バターを使いました。

焼き上がったヒラメを皿に移したら、そのままフライパンでソースを作ります。

弱火でソースを仕上げてヒラメに掛けたら出来上がり。

皮目がカリッとして身がフワッとしたヒラメの美味しさを、ガーリックバター

オニオンソースが更に引き立てます!

 

ヒラメの漬けにぎりと八宝菜風炒め

次の日は漬けにして握り寿司を作りました。

白身魚なので漬けすぎるとしょっぱくなってしまうので加減を見ながら

作りました。

一口でパクッと食べられるようにシャリも小さ目。

これは見た目も味もバッチリでした!旨いです( ̄∀ ̄●)

もう一品はヒラメをカラッと揚げて八宝菜風に味付け。

盛り付ける前に和えすぎて見栄えが悪くなってしまいましたが、

これもまた美味しかったですよ。

アラを使ったすまし汁も作りたかったのですが、時間に余裕が無く

現在冷凍保存中。

今回はヒラメが大漁だったので実家と友人にお裾分け。

お造りにして配達するまでが仕事なので、釣った後もかなり疲れます(≧▽≦)

 

《あとがき》

2回目のヒラメ船挑戦も大成功に終わりました(v^―°)

ちなみにこの日の大春丸釣果は4~14枚。

私は9枚なので真ん中ぐらいの成績でしょうか(* ̄▽ ̄)

次回の日程は未定ですが、またいい報告が出来ればいいですね(*^^)

 

ではでは(-)/

よっさんでした          

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