《よっさんの釣り日記:2016.12.02

 

秋の鹿島港でまさかアジが釣れないとは思わなかった前回の釣行・・・( ̄∇ ̄;)

おそらく今回の釣行が今年最後になるので何とか満足のいく釣果で締めたい。

鹿島港は期待できないので東扇島のブログを毎日チェックしていると、朝晩に

型の良いアジが釣れている様子。

アジは日によってムラがあるようですが、とりあえずターゲットをアジ、サバ、

アナゴに決めて東扇島西公園へ出発。

 

夜明け前に到着して公園の先端付近に釣り座を確保。

公園先端側は水深があって潮通しが良いので良型のアジが回遊するらしく

平日の早朝からけっこうな人数の釣り人で埋まっています。

天気予報の情報通り朝方は強烈な北風です。

釣り座では右からの強風という事になり、投げサビキが流されているようなので

竿下2本竿で勝負です。

コマセはたっぷり用意してあるので寄せエサを充分撒きますが一向に当たりが

ありません。

回りを見ても竿下、投げサビキとも全くアジが釣れていない様子です( ̄□ ̄;)!!

しだいに東の空が明るさを帯びてきました。

朝の時合はAM5:00までという事なので、既に良型アジの回遊は期待薄の時間か?

竿先のケミカルライトを凝視していると、弱い当たりがありました。

イワシかな?と竿を上げると豆アジが掛っていました。

これは活きエサとしてキープしましょう。

ヒラメは期待できなそうですが、日によっては夜の太刀魚が狙えるらしい。

朝日が顏を出した頃、更に豆アジを3尾追釣。

さっそく活きエサ仕掛けに豆アジを付けて投入。

ここまで周囲の釣り人にも良型のアジは釣れておらず、朝の良型アジは空振り

だったようです。

公園はすっかり朝の景色になり、右を見ると公園に寝泊まりしていると思われる

オジサンの陣地に猫たちが集まっています。

猫さん達は魚が釣れると猛ダッシュで突進してくるので油断は禁物です(^・ェ・^)

アジが釣れそうにない時間なので勇竿釣具店の出張売店までアオイソメを買いに

往復800mのお散歩。

売店には毎日ブログに情報を書いてくれるお姉さんが居ます。

最近の様子を聞いてみると、アジも終盤を迎えているので回遊があったとしても

時合は短いらしく、活きエサ釣りもマゴチも終わってしまったので期待薄との事。

11日の日曜日にはカレイ釣りのイベントがあるそうなので、今の旬はやっぱり

カレイなのか?

釣り座に戻りAM10:00くらいになると定年を過ぎたオジサン達が大勢訪れて

楽しそうにお話しています。

素晴らしいコミニティエリアですね。

私の隣にダミ声のオジサンがやって来て「隣でカレイやっていいかい?」

「どうぞどうぞ」と場所を空けて世間話。

公園から車で7分の所にお住まいでそうで「定年してやることがねぇからみんな

ここに来て暇つぶしてるんだよ」と、どうやらコミニティグループの親分的な

存在のようです。

「アジは夕方まで来ねぇんだからおたくもカレイ狙った方がいいよ。一日1枚は

誰かの竿に必ず掛かるから」と勧めてくれたので、私も投げ竿を1本出しました。

翌々日にカレイ釣りの大会があるのに一日1枚って・・・大会が成り立つのか???

*後日勇竿のブログをチェックしたらそれなりにカレイが釣れていたようです(*^^*)

 

日中は何も釣れず、風も止んで穏やかな陽気になり眠気が・・・。

お昼ご飯を食べてしばらく仮眠(--)..zzZZ

 

PM4:00釣り場にはズラッと投げ竿が並び、勇壮な風景が広がっています。

しかし一向にカレイが上がらないのでダミ声のオジサンも暇そうにウロウロ。

*上の写真で緑のウエアを着ているのがダミ声のオジサンです。

私が投げ竿を振っているとダミ声オジサンが「その投げ方じゃダメだよ、今ヒマ

だから教えてやるけど、まず右手の持ち方が全然違う」と突然投げ釣り講座が

始まってしまいました。

「ハ・・・ハイ」と素直に指導を受けるワタシ(* ̄▽ ̄)

リールへの指の掛け方、ラインの持ち方、竿振りの角度など全否定されて延々と

講義が続きます。

更には竿と錘のバランス、竿の堅さと体力の関係、リールはドラグが付いた投げ

専用の物がお勧めで2万円ぐらいの安いリールがあるから買った方がいいとか・・・

小遣い3万円でやりくりしているサラリーマンにそんなリールは買えるワケが無い

とも言えず、ただただ「ハァ~なるほど(o ̄∇ ̄o)」と聞いているワタシ。

そうこうしているうちに近くでカレイが上がるとオジサンは急に走りだし

「オ~上がったぞ!」と老人仲間に伝え、見ず知らずの人が釣ったカレイを

メジャーで測定して「36.5cm!」と堤防に響き渡るダミ声で発表。

なんなんだ!この自由すぎるジジイは(≧▽≦)

 

さて、朝ダメだったので期待が高まる夕方のアジ。

近くで単発的に20cmクラスのアジが2尾上がったので気合を入れて2本の竿を

操りますが掛かるのは小さなイワシ。

やがてお隣の竿下サビキにサバが掛かり始め、私の竿にもサバがヒットしました。

なかなかいい引きで上がってきたのは25cmの真サバ。

直後にもう一尾同じサイズのサバを追釣(*゚∀゚)ノ♪

このサイズであればギリギしめサバが出来そうです。

日もとっぷり暮れて良型アジの期待が出来なくなったのでアナゴ釣りの竿を準備。

前日にサンマを購入して切り身エサを作って来ました。

数分後、竿先の鈴が小さく鳴りました( ̄∀ ̄●)

リールを巻いてみるとわずかな重み。

上げてみると予想通りエンピツアナゴ(≧▽≦)即リリース。

仕掛けをグチャグチャニされてしまいました。

サンマエサを再投入した直後、今度は竿先の鈴が大きくチリリンと鳴りました。

リールを巻くと手ごたえ充分で、50cmのアナゴをゲット。

その後40cmのアナゴを1尾追釣した後は、当たりが無くなってしまいました。

再び北風が強くなり、時刻もPM9:00を過ぎたのでここで全撤収。

 

《釣 果》

アジ:3尾(豆~小アジ)

サバ:2尾(25cm

アナゴ:2尾(50cm40cm

 

《料 理》

アジの刺身

せっかくのアジなのでお刺身で頂きました( ̄∀ ̄●)

小さくてもアジはさすがに美味しい。

 

しめサバと焼きサバ

クックパッドで作り方をおさらいしてしめサバを作りましたが、身が薄かったので

塩が入りすぎてしょっぱくなってしまいました。

せっかく柚子風味バージョンと炙りバージョンに仕上げたのにちょっと残念。

しょっぱくなったもう一尾は塩抜きをしてから焼いてみましたが、これがけっこう

旨かった(o ̄∇ ̄o)/

酢を使っているので皮の焼き色も綺麗でした。

*写真を撮る前にちょっと食べちゃったので若干身が小さくなっています^^

 

アナゴの蒲焼き

本当は天ぷらにした方がいいサイズなのですが無理やり蒲焼にしました。

頭と骨を炙って出汁を取り、日本酒、みりん、醤油でタレを作りました。

切り身は蒸してからタレに付け込んで、今回はガスレンジのオーブンで焼きました。

70cmのアナゴが釣れた時に炭火で焼いたような見事な焼き色は付きませんが

アナゴ丼としての味は文句なし( ̄∀ ̄)

 

《あとがき》

思い描いた結果にはなりませんでしたが、自然が相手の娯楽なのでしょうがない

ですね(*^^*)

今年前半は良型のソイや伊勢エビ、サヨリに恵まれて好調すぎたせいか、

後半は失速した感じですね。

来年も美味しいお魚とゆかいな釣り人達に出会える事を楽しみにしております。

ではでは。

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