《よっさんの鹿島日記:2016.6.3

 

暑かったり肌寒かったり、この時期は寒暖の差が激しくて大変ですね。

海に出掛ける時の服装も夏バージョンと冬バージョンの両方を準備して行かなければ

ならないので荷物が増えて大変です(≧▽≦)

さて今回は何処に行くか?

前回東扇島の投げサヨリが楽しかったので、ぜひもう一度行きたいと思い、

数日前からYahoo天気予報で風向きと風速をチェック。

当日は朝のうち北東の風、お昼から強い南西風に変わると言う予報。

南西風ですと東扇島西公園は正面から風を受け、しかも強風になると波が立って

サヨリ釣りには不向きです。

という事で今回は東扇島の釣行を断念し、波崎で潮干狩り⇒鹿島の港公園でアジ調査

⇒新浜岸壁で根魚狙いという計画に変更。

 

当日の干潮時刻はAM8:38、干潮時刻の1時間前には波崎に着きたいので自宅を

AM3:50に出発。

しかし車で20分ほど走った時、根魚釣り用のエサとして準備していたサンマを

忘れた事を思い出してUターン ( ̄∇ ̄;)オオッ 大きなロスタイムです。

このロスタイムによって波崎海岸にはAM8:10に到着。

さすが平日、駐車場も空いています。

広い海岸にはハマグリ獲りの人達が十数名のみ。

北東風の影響で波がけっこう荒いです。

もう居ないと知りつつ深場に入って大型のハマグリを探しますが、波に揉まれて

捜索不能。

あきらめて「波打ち際作戦」に変更。

「波打ち際作戦」とは、まず波が到達する場所で、波が来る前に熊手でめちゃくちゃ

砂を掘ります。

次にあえて掘った砂を波にさらわせます。

すると波が引く時に、掘り出されたハマグリがコロコロ転がって来るので、

これを拾うだけ

実に効率が良い採取方法なのですが、問題は持ち帰りに適したサイズのハマグリが

なかなか出て来ない事ですね。

シジミサイズは持ち帰らないので数は伸びません。

こんな事を延々と繰り返し3時間が経過。

平貝が混じりましたが、まあまあの数が揃ったのでAM11:30に引き上げました。

いつものようにカスミストアで昼食を買ってしばらく休憩。

カスミの店内には冷房の効いた休憩スペースがあるので大変便利です。

昼食を終えて鹿島に向かう途中でタイヨーという地元のスーパーでロシア産の

赤エビを釣りエサ用として購入。

これは私の師匠カツさんに教えて頂いたアイナメの特効エサだそうで、今回は

新浜岸壁で使うエサとして、1パック8尾入りを半額の148円で買いました。

赤イソメを買うよりコスパ的にも有利です。

(この赤エビがこの後大きなドラマを生むとは、この時考えもしませんでした)

 

PM2:30港公園に到着。

観光船発着の事務所前に先釣者が1名いたのでお話を伺ってみると、

「たった今、アジが釣れました」という驚きのお返事i||l|i(;゚∀゚;)||i|li

ついに港公園にもアジが襲来したか!

バケツを見せてもらうと20cmぐらいのアジが泳いでいます(^・ェ・^)

いつもの場所でさっそく準備を開始。

はやる気持ちを押えつつ竿下のトリックサビキを投入しコマセを撒くと・・・

何やら小さな魚がワラワラと寄って来ました。

これは・・・(* ̄▽ ̄)

フグじゃないか!( ;´゚;3;);

これはいけません。

トリックサビキにスリスリしたコマセは30秒ほどで全てフグに食べられて

しまいます。

何度エサをスリスリしても同じ事。

先ほど様子を聞いたお兄さんに「こっちはフグの攻撃はありませんか?」と聞いて

みたところ「フグはぜんぜん居ませんよ」という救いの言葉。

しかもあれから2尾追釣したという悩殺コメント(≧▽≦)

すかさずお兄さんの隣に引っ越してアジ釣りを再開。

ヘッヘッヘこれで頂きだぜ( ̄∀ ̄●)

こんな邪念が入ったせいかアジの当たりはゼロ。

お隣のお兄さんと話をしていると「去年の夏も会いましたよね?」という驚きの

言葉が(*^^*)

私がハマグリの水替えをしている姿を見て思い出したそうです。

イヤ~そこから話が弾む弾む( ̄∀ ̄●)/♪

お兄さんがチョイ投げで掛けたイシガニを頂いて更に話が弾みます。

でも話が弾むわりにはアジが釣れません。

しかも日が傾いた頃にはさっきのフグ軍団が移動してきたようで竿先がピクピク。

アジが来そうな気配が無いので、お兄さんと再会のお約束をして新浜岸壁に移動

しました。

 

PM7:00新浜岸壁到着。

ハシゴが撤去されてからは釣り人の数が激減しました。

私がMY脚立で入った時は釣り人が誰も居ませんでした。

お気に入りのポイントに道具を降ろして準備開始。

時期的にはアイナメ、ソイは期待できないので「愛犬チャコちゃん用のドンコが

釣れればいいか」という軽いノリで自作の胴付き2本針仕掛けをセットし、3本の

竿を投入。

日没後、磯竿3号にチリチリチリンという軽快な当たり。

ジャ~ン!出ました!チャコちゃん用の18cmドンコ。

この日の新浜、針掛かりはしませんが当たりが多くて魚の活性は高い感じです。

上針にはサンマ、下針にはタイヨーで購入した赤エビを付けて投入。

根掛かりが多いのはいつもの事、気にしないでどんどん攻めます。

PM8:30頃、当たりは小さいのですがチリリンチリリンと磯竿4号の鈴が鳴っています。

竿をあおってみると「あ~!根掛かりだ」と一瞬思いましたが、徐々に浮いてきます。

ラインのテンションを保ちながら巻いて巻いて巻いて・・・重いです、かなり重いです。

4号の磯竿は尋常じゃないほどアーチを描いています。

巻き上げて来ると時折ビクンビクンという脈動が伝わって来ます。

何だこれは?良型のソイか?

タイミングを計って岸壁に抜きあげると、衝撃の光景が飛び込んできました。

バタバタと暴れるその姿は、なんと良型の伊勢えびi||l|i(;゚∀゚;)||i|li

「オオッ!伊勢エビ(((((( ;゚Д゚)))))

一瞬驚きましたが、嬉しさを抑える事はできませんでした。

「よっしゃ~!伊勢エビだ~(o ̄∇ ̄o)/

暗闇の新浜岸壁で狂喜乱舞。゚( ^^)゚。

タイヨーで買った赤エビに見事食いつきました(*゚∀゚)ノ♪

148円の赤エビで5000円相当の伊勢エビを釣り上げるミラクル。

港公園でフグ軍団にやられた心の傷は一瞬に癒えてバラ色に変わりました。

これはきっと頑張っている釣り人へ、海の女神様からのご褒美です( ̄∀ ̄●)

セクシーすぎる女神様からの贈り物に嬉しさを噛みしめながらクーラーBOXへ。

さっそくヌコさんとおけらさんに報告。

するとヌコさんから「伊勢エビは死ぬと身が溶けるので、できれば活かしたまま

持ち帰った方がいいですよ」というアドバイスが。

「な~にぃ~キンキンに冷えたクーラーに入れてしまったぞ~( ;´゚;3;);

慌ててクーラーBOXから取り出して安否を確認。

動きは若干鈍くなっていますが結構元気です。

車に戻り、海水を満たしているハマグリ用のクーラーBOXへ伊勢エビをドボン!

伊勢エビさんは完全に生き返りました( ̄∀ ̄●)

その後も新浜では魚の活性が高い状態が続き、何とこの時期にしては上出来な

尺ドンコが上がりました(*゚∀゚)ノ♪

チャコちゃん用の小ぶりなドンコも充分釣れたのでPM10:30に全撤収。

新浜岸壁から住金横へ移動し、ハマグリ用のクーラーBOXを伊勢エビ専用に

変更し、新鮮な海水に入れ替えて帰宅しました。

(ハマグリさん達は小さいクーラーBOXへお引越し^^

ヌコさんのアドバイスのおかげで、伊勢エビは翌日の夕方まで元気いっぱいでした!

 

《釣 果》

伊勢エビ:500g

ドンコ :7尾(18~30cm)

 

《料 理》

伊勢エビのお刺身とバター焼き

伊勢エビは未だかつてさばいた事がなかったのでYOUTUBEで徹底チェック。

動画で要領を掴んだ後にトライしてみると、意外と簡単にさばけました。

さばく前に冷蔵庫のチルドルームに入れて1時間半。

動きが鈍くなったところで胴体から尾の部分をナイフで切離して、殻を剥いでいきます。

取り出したプリプリの身を氷水に浸すとキュキュッと身が締まります。

氷水から身を取り出してみるとビクンビクンッと脈動 (0 ̄; )身が生きてます!

これをお刺身と、ワインを聞かせたバター焼きで頂きました。

お刺身はプリップリで甘くて最高でした。

一般家庭とは思えない食卓です(≧▽≦)

伊勢エビの味噌汁

翌日は頭の部分を味噌汁にしました。

伊勢エビの味噌が溶け出して絶妙な味わいに仕上がりました。

17年前に行った伊豆旅行以来の伊勢エビ料理。

まさか自宅で倍以上大きな伊勢エビを食べられるとは夢にも思っていませんでした。

頂き物のイシガニで軍艦巻き

港公園で1年ぶりに再開したお兄さんから頂いたイシガニ。

久しぶりにイシガニの軍艦巻きを作ってみました。

蒸して身とカニみそを丁寧に取り出し、酢飯を作って海苔を巻き

ガニをこれでもかと言うほど乗せて出来上がり(◍••◍)

文句なし!旨い!

ドンコの干物

今回は久しぶりの尺ドンコ干物です。

私のつまみ用干物は30cm25cm2枚。

チャコちゃん用の干物は20cm以下の5枚。

*ワンコは体内で塩分の処理がしにくいので塩は使わないでそのまま干しました。

久しぶりの尺ドンコ

あまりにも嬉しすぎて写真を撮り忘れて半分食べてしまいました( ̄∇ ̄;)オオッ

ハマグリの味噌汁と酒蒸し

これは過去にも書いているので詳細は省略。

ただただ旨い(o ̄∇ ̄o)/

 

《あとがき》

今回は思いがけず良型の伊勢エビが釣れて、生涯忘れられない一日になりました。

真面目に頑張って働いていると、たまにはいい事があるものですね。

海の女神様に感謝、そして暖かく送り出してくれる家族にも感謝です。

 

ではでは(-)/よっさんでした <戻る>

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