《よっさんの釣り日記 東扇島:2016.5.21

 

ゴールデンウィークの釣り・・・小さいサイズのハマグリは沢山獲れたのですが

銚子外港での釣りは完全丸ボーズ (ノ_・。)

釣り師としてはやっぱり貝よりも魚を釣りたいので今回は鹿島、銚子、川崎の

情報をネットで検索。

川崎の釣り具店「勇竿」のHPで、東扇島の西公園で「サヨリ、アジ、甲イカ」が

釣れているという情報をキャッチ。

日によってムラはあるものの、サヨリが釣れているというのは魅力です( ̄∀ ̄●)

前回サヨリを釣った時は竿下のトリックサビキでしたが、遠投サヨリにも挑戦して

みたいと思っておりました。

西公園の場合は南西風が強いと釣りにならないので数日前から当日の風向きを

チェック。

風向きは北東風が続くというベストな条件です。

釣行3日前に東扇島のサヨリをターゲットに決めて、近くのキャスティングへ

仕掛けを買いに行きました。

店内を物色していると、SASAME製の「お、サヨリOK飛ばし用」という仕掛けを発見。

小さ目のコマセカゴの上にスーパーボールが付いており、いかにも飛びそうです。

他の仕掛けはどうか?と見渡しましたが、お店にはこれしか無かったので

とりあえず購入。

西公園でサヨリが釣れているという情報は多くの人達がネットで知っているはず。

何としても北側の駐車場寄りの良い場所を確保したいのでAM2:00に目覚ましを

セットしました。

しかし・・・「ピピピピッピピピピッ」せっかく起こしてくれた目覚まし時計の

アラームをすかさずOFFにして(--)..zzZZ

うつらうつらしてハッと気が付いたのはAM3:00

時間通りに目を覚まして二度寝するという痛恨のミスを犯してしまいました。

結局、自宅を出発したのはAM3:30でした。

埼玉の自宅から国道17号⇒笹目通り⇒環八通りとひた走り、東扇島西公園に

到着したのはAM5:30

駐車場と路上には既にすごい数の車。

寝坊して予定より1時間以上遅く到着したのでしょうがないか・・・。

西公園はおよそ400mの広大な釣り場ですが早朝から釣り人でいっぱいです。

とりあえず入れそうな隙間を探しながら南側へ歩いて行くと、何とか入れそうな

スペースを発見。

両隣の方々にご挨拶をして無事にサヨリエリアに釣り座を確保できました。

葛飾から来ているという左隣のおじさんはとても気さくで、会話開始から1分で

お友達になりました(*^^*)

 

右隣の若者二人組はチョイ投げで手の平ほどのカレイを釣り上げて大はしゃぎ

しています。

「から揚げにすると美味しいね」などとコミュニケーションを深めつつ、サヨリの

仕掛けを準備。

初めて使う飛ばし用のサヨリ仕掛け。

釣行前にネットで調べてみたところ、シモリ玉から針までは1mぐらい離した方が

釣れると書いてありましたが、この仕掛けは全長が95cm( ̄∇ ̄;)

大丈夫なのか・・・この仕掛け(* ̄▽ ̄)

とりあえず仕掛けのモトス部分を長めに改造して、シモリ玉から針までの

長さを1mにしてみました。

遠投用の磯竿3号がちょうどスーパーボールとコマセカゴの負荷に合うようで

ビュッと投げると追い風に乗って60mほど飛んでいきます。

しかし、投げるたびに仕掛けが絡まってしまうので、シモリ玉から針までの

長さを徐々に短く調整。

最終的に70cmぐらいで絡みにくくなりました。

それと、投げて着水する間際でラインにブレーキを掛けるとコマセカゴの

向こう側にシモリ玉と針が着水する事に気付いたので仕掛けの絡みを格段に

減らす事が出来ました。

投げ方はマスターしましたが、4号のサヨリ針にエビ餌を付けるのが大変。

本当は「堤防族」という小粒で身崩れしない冷凍エビのエサが欲しかったのですが

キャスティングに置いてあった飛ばし釣りに適した小さいエビエサは「生イキクン」の

Sサイズのみ。

これが4号の小さい針には微妙にデカくて付けにくいんです(≧▽≦)

サヨリの口に合うように付けエサは1cm以下に抑えたい・・・。

試行錯誤の末、柔らかい頭の部分をちぎって、身の固い尾の部分を背掛けにすると

外れにくくサイズもちょうど良くなりました。

さてさて、投げるコツとエサ付けのコツを掴んだところでサヨリが釣れて欲しいの

ですが、まだ群れは寄って来ない様子です。

AM6:30北側のベストポジションに釣り座を構えている人達にはポツリポツリと

サヨリが釣れ始めました。

左隣のおじさんは、到着した時に北側ベストポジションのわずかに空いている

スペースに入ろうと思ったらしいのですが、狭い所へ入るのは気を使うという事で

今の場所にしたようで、「あ~、あの場所に入れば良かったな~」と悔しそうです。

そんな話をしながら笑っていると、おじさんの仕掛けにサヨリがヒット!

30cmぐらいですが良い太さのサヨリです。

嬉しそうにクーラーにしまうおじさん(*^^*)

私の方がわずかに北側に近いはずですが、なぜか私を飛ばしておじさんの仕掛けに

食いつくサヨリ( ̄∇ ̄;)

ちょっと焦りを感じましたが、すぐに私の仕掛けにもサヨリがヒット!

針掛かりするとまるでカジキマグロのように海面から飛び出して暴れるサヨリ。

磯竿なので引きもそこそこ強くかなり興奮します

慎重に抜きあげて、まずは記念写真。

大きな群れが入ってくればありがたいのですが、小さな群れがたまに回って来る

程度なので2尾目がヒットしたのは約30分後。

北側のベストポジションとは明らかにヒット数が違います。

左隣のおじさんが勇竿釣具店の東扇島出張所にサヨリの替え針を買いに行った時に

お店のお姉さんから「AM9時過ぎには幅広く群れが回って来ます」と教えてもらった

との事でワクワクしながらゴールデンタイムの9時を待ちましたが、少しだけ活性が

上がった程度で連ちゃんモードには入らず(― ;我慢の釣りが続きます。

その代わり、たまにヒットするとお祭り騒ぎになる私とおじさん(o ̄∇ ̄o)/

徐々にではありますが、クーラーBOXには順調にサヨリが増えていきます。

AM530からサヨリを釣りはじめて気が付けばPM5:30

12時間も竿を振り続けるって、相当楽しくないと出来ない事だよね~( ̄∀ ̄●)

おじさんがそろそろ帰るというので再会を誓い合って笑顔でお別れ。

ホントに楽しいおじさんだった

そして数分後、おじさんの隣でスーパーのアジをエサにしてヘチ際に垂らしていた

若い人に何か掛ったようす。

「何か掛った(^・ェ・^)」「甲イカです」

見ると立派な甲イカがアジをガッチリ抱いています。

しかし玉網を用意していなかったようで、右往左往している間にイカはバレて

しまいました。

もったいなかったね~。

足元に甲イカが居るという事が分かったのでサヨリの竿を片付けて餌木を準備。

この展開も想定内だったのでシーバスロッドと(エギングロッドは持っていません)

餌木をバッグに入れてきました。

足元と遠投で底を丁寧に探りますが当たりが無く、遠投して引いてくるとワカメが

群生しているエリアで餌木が引っ掛かってとてもやりにくいです(≧▽≦)

PM6:30いよいよ薄暗くなってきたので狙いをアジに変えて遠投サビキにチェンジ。

念の為、竿下サビキも出しましたがどちらにも当たりが無く厳しい展開です。

竿下サビキをあきらめて片付けている時、先ほどの若い人にまた甲イカが掛かった

ようです。

今度は玉網を用意していたので「おめでとう~良かったね~」と声を掛けたら

「玉網が針に引っ掛かりました」と信じられないお返事が( ;´゚;3;);

お兄さんの仕掛けを良く見ると、胴付き2本針仕掛けのその下にアジをくくり付けて

ギャング針を仕込んでいるという妙な仕掛けでしたi||l|i(;゚∀゚;)||i|li

私も手伝い、胴付き2本針仕掛けに引っかかった玉網を外している間に、甲イカは

またしても針から外れて逃げてしまいました。

やっぱり仕掛けはシンプルな方がいいね。

アジ釣りを再開して間もなく右隣にお父さんと10歳ぐらいの男の子(親子連れ)が

やって来ました。

ミニテントを設営して夜釣りの雰囲気です。

男の子はすごく楽しそうO(^-^O)(O^-^)O

しかししばらくすると無情にも雨が・・・。

すぐに止むかと思いきや、雨はだんだんひどくなってきてお父さんも困っている

様子でした( ̄∇ ̄;)オオッ・・・

PM8:00私も濡れた道具を片付け、甲イカのお兄さんにご挨拶して引き上げました。

先月、先々月と誰も居ない夜の新浜岸壁で一人寂しく釣りをしていたので、

今回の東扇島西公園は本当に楽しかった( ̄∀ ̄●)

 

《釣 果》

サヨリ:22尾(3032cm)

 

《料 理》

さよりのいろいろ料理( ̄∀ ̄●)

ますは定番のお刺身とサヨリのアラを混ぜたナメロウ。

甘~~い( ̄∀ ̄●)

期待以上の美味しさに黒霧島がクイクイッ

 

次はやっぱりサヨリ寿司(≧▽≦)

炊き立てご飯で酢飯を作って、冷ましている間にサヨリをさばきます。

シャリをフワッと握ってワサビを少々、キラッと光るサヨリを乗せて仕上げの握り。

できた~(゚▽^*)ノ⌒☆

甘みのある白身と酢飯が最高!鮮度抜群のサヨリ寿司!旨い(o ̄∇ ̄o)/

寿司の後は焼き物を頂きたい(v^―°)

あらかじめ干しておいたサヨリをほどよく焼き上げます。

干物を仕込むには塩水に浸して30分・・・とか、そんな面倒くさい事はしません。

日本酒を薄く塗って塩を薄くまぶしてそのまま干し網で2~3時間天日干し。

お天気が良くて風が強い日は仕上がり具合を注意深く観察しながら、表面が乾いて

プニップニの柔らかさが残る程度に干すのが極意。

焼き具合も注意が必要d(^-^)端っこに焦げ目がつく程度がBEST。

ほど良い塩っ気にフワッとした白身が最高( ̄― ̄)

翌日、ちょっと変わった物が食べたかったので「梅シソ巻き」を作ってみました。

3枚におろした半身に極薄く塩を振って、梅の果肉も極薄く塗ります。

仕上げにサヨリの幅にカットしたシソの葉を乗せてクルクル巻いて爪楊枝で固定。

フライパンにオリーブオイルを少々引いてクルクルサヨリの両面を中火で焼き

上げます。

さてどうか?

家族に「どう?」と聞いてみると「居酒屋のメニューに入れてもいい」と絶賛。

私も食べてみましたが、サヨリメニューの中でも上位3位以内に入る美味しさでした。

コツは塩と梅の分量を抑えて、しょっぱすぎず優しい香りに仕上げる事ですね。

しょっぱすぎるとサヨリの旨みが消えてしまいますから。

あ~美味しかった( ̄∀ ̄●)

でも愛犬のチャコちゃんにもこの美味しさをお裾分けしなくてはいけません。

お刺身で使ったアラと骨を香ばしく焼いて細かく切ってエサに混ぜてあげました。

魚好きのチャコちゃん、食いつきが違います。

というワケで22尾のサヨリを満喫しました。

 

《あとがき》

東扇島の情報を毎日配信して頂いている勇竿出張所のお姉さんに感謝です(*^^*)

とても親切で素敵なお姉さんでした。

おかげ様で美味しいサヨリを満喫できました。

6月上旬もまだサヨリが釣れていたら、もう一度投げサヨリを楽しんでみたいと

思います。

皆さんもぜひ行ってみて下さい!

ではでは(-)/よっさんでした <戻る>

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