《よっさんの釣り日記(大洗の堤防):2016.7.2

 

早いものでもう7(* ̄▽ ̄)

本来なら鹿島港でアジが釣れ盛っている時期ですが、今年はどうした事かアジの群れが

やって来ません(― ;

釣行予定日を前にして、どこで何を釣るか検討開始。

アジの最有力候補は川崎の東扇島西公園。

勇竿釣具店のお姉さんが毎日欠かさず書いてくれるブログによると、朝晩を中心に

アジが釣れている様子です。

良い日に当たると体高のある20cmオーバーのアジが爆釣するという魅力的な報告に、

心を揺さぶられます(≧▽≦)クゥ~ッ

風向きが良ければ行きたかったのですが、当日は朝から南西風が強くなるという

予報で東扇島を断念。

第二候補は大洗。

大洗もアジは釣れていませんが、甲イカが狙い目だと金丸釣具店のHPに書いて

あったのでぜひ狙ってみたい。

という訳で今回は午前中に大洗の禁漁区域外の浜でハマグリ獲り、お昼からは堤防で

甲イカ狙いに決定。

もしも大洗の堤防が満杯だったら南下して鹿島の新浜岸壁で小型のアイナメ、

チャコちゃん用のドンコでも狙おうかと、次の一手も考えてサンマの短冊切りも

用意しました。

 

当日の干潮時刻は約AM8時半なので、一時間前に着くようにAM400に自宅を出発。

途中国道6号線で乗用車が電柱をなぎ倒すという大事故で迂回を余儀なくされましたが、

運良く迂回道路が見つかり予定より早く大洗に到着。

曇っていますが海水温度も20℃を超えたのでウエットスーツ無しでも大丈夫だろうと

思い、海パンとラッシュガードに着替えて海へ。

友人と合流してさっそく足で掘ってみると、波崎と同じぐらいのサイズがほとんど

ですが、たまに大アサリよりもちょっとだけ大きいハマグリが出てきます。

波に揉まれていると体温が下がって耐えがたい状態になってきたので2時間半で終了。

 

さて本命の甲イカですが、本当に釣れているのか?

金丸釣具店で直接聞いてみようと店を訪ねました。

ここの店主は仮装しているとネットに書いてありましたが、出てきたオヤジは

いたって普通の恰好。

この人物が店主かどうかはさて置いて、さっそく甲イカの情報を聞いてみました。

すると店オリジナルの仕掛けを使えば絶対釣れると1280円の仕掛けをさかんに

勧めてきます。

この仕掛け、餌木が2つ付いている胴付きタイプで、しかも餌木には小サバなどを

巻きつけるワイヤーが付いています。

餌木に魚を巻きつける・・・すごい技だ (((((( ;゚Д゚)))))

素人は餌木の操作がヘタなので、この仕掛けを使えば確実に底を取れるから絶対

釣れる!

という暴力的な説明をしてくれたので、ここはひとつ騙されたと思ってこの仕掛けを

購入してみました。

大洗港一体で釣れているそうですが、最も甲イカが寄りついているのは第4埠頭と

めんたいパーク周辺らしい。

とりあえず堤防の様子を見に行くと、ファミリーフィッシングの皆さんが

サビキ仕掛けで15cmぐらいのサバを釣っています。

なるほど、この小サバを餌木に巻きつければいいのか(* ̄▽ ̄)

堤防手前は家族連れで賑わっていますが、先端の方は空いています。

先端で竿を出している若いカップルにご挨拶をしてお隣に釣り座を確保。

まずはトリックサビキで小サバをゲット。

小サバはウジャウジャ居るかと思いきや先端方面には居付いていないようで

1尾釣り上げるのに20分ほどかかってしまいました。

さっそく金丸釣具店の餌木に巻き付けてエギング開始。

投げて海底に着底するまで待って、シャクってフォールを繰り返すと教えてもらった

のですが、甲イカは底に居るのでゆっくりズル引きの方がいいんじゃないのかな?

とりあえずズル引きとシャクリをミックスして広範囲に探ります。

すると・・・ガツンi||l|i(;゚∀゚;)||i|li

こ、これは!まさかの根掛かり( ;´゚;3;);

どう頑張っても外れないので力いっぱい引っ張ってみると「ブチッ」( ̄□ ̄;)!!

1280円の仕掛けが海の藻屑( ̄∇ ̄;)

冷静に考えれば根掛かりのリスクがある海で、こんな高価な仕掛けを買うのは

間違いだったかも。

しかたがないので、1200円の餌木を使ってエギングを再開。

先端付近なので潮の流れが激しく3.5gの餌木は明らかに流されている様子。

しかも風が強くなり飛距離が出ません。

そこで底が取れるように胴付きタイプに改造して飛距離もアップ。

 

お昼過ぎまでは曇っていたのですがPM2:00頃から太陽が照りつけるようになり

耐えがたい暑さになりました。

3時に起きて大洗に到着してハマグリ獲りで体力を使っているので、この暑さには

参ってしまいます。

近くに「かねふくめんたいパーク」があるので、ここでしばらく休憩。

店内を物色していると、なんと大皿に試食用の明太子がてんこ盛り( ̄∀ ̄●)

どれどれ「パクッ!」旨~い(≧▽≦)

汗をかいて体内の塩分も不足しているので2倍ぐらい美味しく感じます。

あまりにも美味しかったので試食の行列に3回並んでしまいました(o ̄∇ ̄o)

 

ひと涼みして釣り場に戻ると先端にいたカップルが「もう帰りますので先端に入り

ますか?」と場所を譲ってくれました。

これはラッキーです(*゚∀゚)

甲イカ狙いの一等地を提供してもらえば確率アップ間違い無し。

ついでにお話を伺ってみると、前日の午後5時から7時までの時間帯で2杯釣れた

との事でした。

 

根気よく餌木を投げ続けてPM5:00、いよいよ甲イカが釣れる時間?

堤防の際で餌木をフォールさせていると、根掛かりに近い感覚。

竿を立ててみると、ヒトデが引っ掛かったような感じ。

とりあえず巻き上げてみると、何とも可愛い甲イカが掛っていました。

大事を取って玉網ですくい上げて甲イカゲット~(o ̄∇ ̄o)/

この甲イカ・・・誰かに似ている。

ウルトラセブンに出ていたメトロン星人にそっくりだ。゚( ^^)゚。

さあ、いよいよ時合か?と思いきや次がなかなか来ません。

夕日も沈みかけて涼しくなってきた頃、遠投してズル引きとシャクリを入れながら

堤防の近くまで巻いて来た餌木がズンッと重くなりました。

キタ~(*゚∀゚)ノ♪

ゆっくり巻いて寄せて、ジャ~ン出ました!今度はシリヤケイカ(*^^*)

これもバラさないように慎重に玉網ですくって2杯目ゲット。

スミを吐かせてからクーラーに入れようと、水汲みバケツに入れてみるとブハッと

スミを吐き身体を黒っぽく擬態させています。

もう捕まってるのにね( ̄∀ ̄●)

日没後も期待しましたが当たりが無く、チョイ投げに38cmのミニアナゴが掛った

ところで全撤収。

帰り際に聞いた話ですが、甲イカはツガイで泳いでいるので、釣れた場所にすぐ

餌木を入れるともう一杯釣れるらしい

知らなかった~(≧▽≦)

 

《釣 果》

甲イカ類 :2杯(胴長1517cm

アナゴ :1尾(38cm

 

《料 理》

甲イカのお刺身とシリヤケイカのバター醤油炒め

本当は2日ほど寝かして身を柔らかくしたいところですが、早く食べたかったので

さほど身が硬くない甲イカはお刺身にして、身が硬いシリヤケイカはバター醤油炒

炒めで頂きました。

お刺身は胴とエンペラとゲソでそれぞれ食感が違うので味わいがありますね。

バター醤油炒めは先にオリーブオイルでピーマンを炒めて火が通りかけたらイカを

投入。

イカがフワッとなる程度まで炒めたところで弱火にして、バターと醤油で仕上げると

香り良く仕上がります(o ̄∇ ̄o)/ 美味い!

 

アナゴの蒲焼き

さすがにこのサイズは蒲焼には厳しかったか・・・ (≧▽≦)

でもそれなりに美味しく出来あがりましたね。

 

《あとがき》

エギングでイカを釣り上げたのは人生初の体験!

これは面白いです。

もうじき居なくなってしまうので早めにもう一度大洗に行って来ます。

 

ではでは(-)/よっさんでした <戻る>

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