《よっさんの釣り日記 2017.11.17

寒さが急に厳しくなってきた今日この頃(* ̄▽ ̄)一気に冬ね

釣り物もモデルチェンジの季節ですね。

11月に休暇を頂いて釣りに行く計画はかなり前から立てていたのですが、ヒラメ船に

するか、堤防の釣りにするか決めかねておりました。

冬限定のヒラメ船、大晴丸さんのブログをチェックすると連日好調な釣れっぷり( ̄▽ ̄)

一方ではネットで購入したタコ竿を使い切れていない状況( ̄∇ ̄;)

まだ可能性が残っているアジ、そろそろ狙い目になってくる根魚(≧▽≦)

こんな感じで前日まで悩んでいたのですが、ヒラメが美味しくなるにはもうちょい水温が

低いほうがいいのではなかろうか(o ̄∇ ̄o)

と言う事が決め手となり「陸っぱり」パターンに決定。

プランとしては早朝から磯崎港~大洗漁港でタコ、夕方から鹿島港みなと公園でアジ、

日没後は新浜岸壁で根魚という若干ハードなスケジュール。

自宅をAM3:00に出発し、AM6:00磯崎港へ到着。

ちょうど朝日が昇り始めていい感じの雰囲気です。

タコ竿1本と仕掛けを持って堤防先端方向へ歩いていくと、既に3人のタコ師がヘチに

仕掛けを落とし込み隈なく探っている様子。

皆さん玄人っぽくて、タコの仕掛けも自作のものですね(¬_¬)フムフム・・・ナルホド

私は市販の仕掛けで、板にかぎ針が付いている物にサンマの半身をタコ糸で縛り、仕掛けの上には

視覚でアピールするヒラヒラの装飾を付けて持参しました。

実は前日に近くの上州屋でタコ仕掛けを追加購入しようと出かけましたが、埼玉県の熊谷店では

タコの仕掛けを置いていないという衝撃の事実( ̄□ ̄;)

海のない埼玉県では釣具屋の品ぞろえも今一つですね。

さて、堤防付近でタコ仕掛けを落とし込み、着底させて底を叩くように誘いを掛けますが

そう簡単に当たるわけもなく・・・5分ほど探り歩いた時、急に仕掛けが吸い込まれるような

感じになり、まさかの根がかり((+_+))

どうやらケーソンの隙間に吸い込まれてしまったようです。

PEラインが貝に擦れて一瞬で切られてしまい、たった5分で仕掛けをロスト( ノД`)シクシク

板にかぎ針が付いている仕掛けはこの1個しか持っていなかったので、タコ用の餌木で続行。

こちらの方が遠投して広く探れるので効率がいいのですが、海底にはカジメが点在しているらしく

餌木がガッチリ引っかかってしまいます。

PE3号ラインなので強引に引っ張るとカジメを抜き取って仕掛けを回収することが出来ます。

大きなカジメを堤防に引き上げると、メタルジグやサビキ仕掛けがびっしりと絡まっています。

毎日磯崎港に来ているというおじさんによると、カジメの他に工事用の脚立とか色んな物が

沈んでいるから気を付けた方がいいとの事(@_@)!! 脚立!?

ほかのタコ師の皆さんにもお話を聞いたら、ここ数日はタコが上がっていないという残念な

お話を聞かされました(*_*)

対岸の堤防に移動し隈なく探りますが、やはり根がかりばかりでタコはいない様子。

餌木を3個ロストしたところで磯崎の堤防を諦めて大洗へ移動。

途中、那珂湊のおさかなセンターで48cmのヒラメを1枚、そして大洗のめんたいパークで

かねふくの明太子を購入して家族へのお土産を確保

大洗の狭い堤防にはタコ師が10名、様子を伺うとここも2週間ほどタコは上がっていない

との事で「タコよりもタコを狙っている人の方が圧倒的に多い」と苦笑いしておりました。

ここもダメそうなので30分ほどで引き上げました。

仕掛けを大量にロストする釣りなので、那珂湊の釣具屋さんのお勧めでかぎ針だけを7

購入して今後はタコの仕掛けを自作することにしました。

1100円なので確かにローコストでタコ釣りを楽しめるかも ( ̄▽ ̄) ホッ

 

タコをあきらめてPM3時に鹿島港の港公園に到着。

北東風が若干強い感じですがアジ釣りには問題なし。

「アジ君はきっと私を裏切らないでしょう( ̄∀ ̄●)ホホホッ

そんな根拠のない自信の元、いつものように磯竿とのべ竿を準備。

トリックサビキにアミコマセをスリスリして棚はベタ底。

コマセを少量ずつ撒きながら当たりを待ちます。

20分ほど経った頃、延べ竿にアジらしきいい当たり(*゚∀゚)ノ♪

竿を持つと小気味よい引きで、アジ確定と思っていましたが姿を現したのは20cmのセイゴ。

さすがにこれはリリース。

単発的なはぐれセイゴかと思いきや、コマセを撒くたびに表層に集まりジャンプしまくる

ミニセイゴの群れ(-_-)なんて日だ!

表層で暴れまくるセイゴの群れを交わしながら仕掛けをベタ底に送り込んで、しばらくすると

再びアジらしき当たりがありました(*゚∀゚)ノ キタ~~~!

しかし海面から上がってきたのはハナダイのちょっと大きくなったヤツ( ˘ω˘ )フンッ

ちょっとガッカリしましたがこれはこれで干物にすると大変美味しいのでキープ♪

ひたすらアジを求めてトリックサビキを打ち返しますがハナダイさんに混じり、

クロダイさんの幼魚も掛かってきます。

両方とも魚種が「タイ」なので引きは素晴らしい(^o^)丿♪

久しぶりに少年のように釣りを楽しんでいる自分に気が付いて、ちょっと苦笑い(o ̄∇ ̄o)

なにしろ入れ食い状態!延べ竿のしなり具合がホントに素晴らしいです。

小さすぎるハナダイさん、クロダイさんはリリースして干物にできるサイズをキープ。

結局アジは釣れる事無く、ハナダイとクロダイの引き味を充分楽しんで港公園の釣りを終了。

この時点でかなり疲れていますが、根魚用のサンマの切り身と赤エビの餌を準備しているので

最終目的地の新浜岸壁に移動。

東風が若干強く寒いので、釣れなそうだったらサッサと引き上げよう( ̄▽ ̄)

そんなグ~たらな考えでいつものように自作胴付き3本針仕掛けの竿を3本投入。

まだ11月なので本格的な根魚シーズンではなく、期待はしていませんでしたが

あまりにも当たりが無いのでますます帰りたくなります。

エサ箱を見ると、まだタップリのサンマの切り身( ̄∇ ̄;)

溜息をつきながらコクリコクリと夢の中へ・・・

現実と夢の狭間の中で、「チリリンチリリンッ」と竿先に付けた鈴の音で現実の世界に

戻されました。

よく見ると真ん中の竿にかすかな当たりがあります。

新浜で初の当たり!

竿を持ちグイッと合わせるといい感じの重量感。

現れたのは・・・尺オーバーのドンコちゃん(*゚∀゚)ノ♪

30cmを超えるドンコは美味しい干物ランキング第一位!これは嬉しい( ^^)

これで一気に元気を回復(^o^)丿

全ての竿の餌を新しい物に取り替えて気合モード全開。

かすかな当たりが頻繁に出るようになりましたが、今一つ針掛かりしない状態が続きます。

PM830エサはまだ残っていますが、帰りの体力も残しておかなくてはいけないので

P900には引き上げたいところです。

3本の竿先に付けたケミカルライトを交互にチェックしていると、真ん中の竿の鈴が

「チリリンチリリンッ」

先ほどのドンコと同じような、おとなしい感じの当たりです。

とりあえず竿を持ち大合わせ。

「グンッ」という根がかりに近い抵抗の後、ジワジワ感じる魚の重み!

尺ドンコに次いでこれもデカそうな魚(^o^)丿磯竿4号がいい感じに曲がっています。

ビクンビクンという脈動を感じながら岸壁に抜き上げた魚は立派な黒ソイでした(*゚∀゚)ノ♪

久しぶりの尺オーバー黒ソイ!これは嬉しい(#^^#)

サイズを測ってみると31cm、いい魚が釣れました。

嬉しいのでヌコさんとおけらさんに報告。

おけらさん、風邪ひいているようで・・・早く治して新浜に来た方がいいです!

その後、当たりはあるものの針掛かりせずエサ切れ。

時計を見るとPM1020 (‘’ω’’)

AM600から釣り三昧♪よく頑張りました。

 

《釣果》

黒ソイ :1尾(31cm

ドンコ :1尾(30cm

ハナダイ:10尾(1519cm

クロダイ:4尾(1719cm

 

《お料理》

1.黒ソイの煮つけ

当初は久々にポワレにしようかと思っていましたが、カマと頭、ハラスを煮付けにしたら

とんでもなく美味しかったので身も煮付けにしました。

久しぶりにうまい煮付けでお酒を飲みました(*゚∀゚)

2. ドンコと小鯛の干物

尺ドンコはめったに手に入らないので貴重です。

丹念にさばいて骨を抜いて干物を作ります。

小鯛も同様に背びれ以外の骨は全て取り除いて食べるときに半身ずつパクッと食べられるように

丁寧に処理。

肉厚のドンコはホントに美味しい( ̄▽ ̄)

小鯛の方は、ハナダイは身が柔らかめで甘みがあり、クロダイは身が締まって磯の香り。

それぞれ違う旨味があっておつまみに最適な干物です。


《あとがき》

初のタコを釣り上げることは出来ませんでしたが、小鯛、ドンコ、黒ソイという釣果に

恵まれて楽しい釣りになりました。

次回12月はヒラメ船にするか正月用のタコを求めて陸っぱりにするか思案中です。

タコの仕掛けを自作したら・・・試してみたくなるよね~きっと(o ̄∇ ̄o) ホホホッ

 

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